北海道教育大学 芸術課程・スポーツ教育課程 前のページに戻る
子どものためのボールゲーム指導プログラム
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北海道教育大学 岩見沢校
指導における5つのポイント
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子どものボールゲーム指導における5つのポイント
子どもの発達段階に応じた運動内容を提供する
 子どもは小さな大人ではないし,幼児は小さい小学生と考えてはいけません.したがって,子どもの発達に応じた学習能力およびトレーニング可能性に配慮したプログラムを作成することが重要になります.


多様な運動に取り組むことで様々なスポーツに発展する基礎的能力を育成する
 特定の動作の専門家を育成するのではなく,将来的に様々な競技に適応するオールラウンドな能力の育成を目指します.そのために,できるだけ多面的な能力を伸ばすための多様な運動様式のゲーム,そして様々な用具を使用することが重要です.


子どもを夢中にさせる運動プログラムを提供する
 子どもにとって夢中になって運動に取り組むことは重要です.運動そのものの楽しさを感じたり,プレーの成功などの学習成果の体験は,次の学習の動機付けとなります.そして何度も運動を行うことで必要な技能を身につけてきます.


まずは教えるよりも自由にプレーさせる 
 指導者によるあまりにも早期のうちからの戦術的指示により,ゲーム中の知覚や思考が限定されることが報告されています.この頃のゲームでは,多様なゲーム経験を多く蓄積し,指導者からの過度なフィードバックを避け,自由にプレーすることが重要です.子どもたちは動きや戦術に関する知識を特に意識しなくても,ゲーム状況に応じた行動を高めていくことができます.したがって,まずは教えるよりも自由にプレーさせることが上達への最良の道となります.ただし,学年が上がると(目安は小学校高学年頃),指導者からのフィードバックは必要となりますので,専門種目に近づくにつれて,自由なプレーに適時のフィードバックを組み合わせていくことが必要です.


子どもの運動発達を見抜く感性を養う
 子どもの運動発達には,スピードや距離,回数などのように客観的にとらえられるものばかりではなく,動きの質的発達や先取り,状況判断力など,指導者がその変化を見抜く能力を備えていなければ把握できないものがあります.指導者は,子どもの動きの中の発達変化を読み取る感性を磨くことが必要です.